東京からもおいでになられる程大切な儀。
本当に厳かな心持ちで、皆様とご一緒に、社務所内で祝詞写しを読ませて頂き、そして紙吹雪を体に撒き大祓の人形紙に悪いところを移させてもらい、大太鼓の音と共に社務所を後にして、いよいよ、ニ行列を成し、「茅の輪くぐり」のお作法*祓いたまえ、清め給え✳︎とお唱えしながらくぐらせて頂きましたーー。
昨日は、あいにくの雨でしたが、そこにおいでのご長老が「これで、より爽やかになるわい!」と仰られ、一同深く頷く一幕が〜。。つくづく、ご長老は大切ですね!
(様子は、撮れる範囲で撮らせて頂きましたが、やはり実際は、次回是非のご参加を〜)
本当に良い経験をさせて頂き、やがて全ての儀が滞りなく終え、
本殿から降りて帰る途中、諏訪地方で唯一の能舞台で折角ですから野点を頂きました。
風流な無水月の半生菓子とお抹茶は地元の諏訪実業高校の茶道部の皆さんがご用意下さいました♪雨の中緊張した後のホッとしたお点前。大変美味しゅうございました♪
又帰りがけに茅萱(ちかや)の束を分けて頂き、早速帰宅して直ぐに玄関にくくり付け、「茅守り」完了。これにて今後の半年間…(魔除け?(゚o゚;;)災厄お祓いが出来ます✳️半年後の年末に又持参してお焚き上げ願うのです)まずは、これにて安心( ◠‿◠ )有難や♪
こんなところで突然、恐縮ですが
ビートルズの「イマジン」と言う名曲の歌詞に、〝宗教なんて関係ないのさ…人に大切なのは思いやれる心。愛があれば世界は幸せなはず。だからさ、もっと皆んな其々が、想像しようよ!〃と、表現してるこの歌は、ある意味、地球人への大切なメッセージだと、誰もが感じている名曲。。
だから、どこにも自分が一番、これが一番、なんてないのです。
お互いを思い合って、
もし傲慢さが出そうになったら、想像すれば解るはずなんですよね。
この「茅の輪くぐり」は、その想像のきっかけをくれるありがたい機会だと思います。
下写真の説明文にもあるように、
人は誰でも、悪い事と思わず無意識のうちに、人を傷つけたり、失礼な事をしている…だから、こうやって、溜まってしまった思荷をキチンとお祓いし、きちんとケジメをつけるのです。簡単にただ祓いよけるだけでは無く、心を込めて悪を出し切るのです。ケガレれたままでは身も心も重いままです。。殆どの、いえ全ての人間に当てはまる故、こういう儀あって、本当に良かった!
認めたくない傲慢風も、強風、微風、誰もが心に潜めていますね。
くどいようですが、
年にたった二度の大祓いは、この世で出来る有難〜い「儀」
思いのほか
奥にいる魂がスーッと安らぐんですよ。。
そもそも、こんな日本古来の有難い風習を今なおキチンと継承していただける氏神様なんて、そうそう無いと思います。今の時代は民がやたらと忙しく、何でもかんでも簡略の時代です。ですから大切なモノがキチンと伝わりませんよね。それだからこそ、嗚呼、本当に心から感謝です。。いつも僅かなお賽銭程度で奉仕もせず御参りだけしてごめんなさいませ。。m(_ _)m
長い文を最後まで読み下さって、誠にありがとうございました。
どうぞ皆さま、 蒸し暑いこの時期、無病息災で〜☆